2023/02/01 16:39

貴金属・ジュエリーに分類される金属は3種類になります。

1.金・ゴールド
2.Pt・プラチナ
3.銀・シルバー

なぜこの3種類だけが貴金属に分類されるのでしょう?
まず挙げられるのは希少性です。

・金は人類がはじめて金を手にしたのは、今から6,000年前だと言われています。
そして、今日に至るまで貴金属として愛されてきたのは、その輝きとともに、希少性の高さがあります。
これまで金が採掘された総量はわずか約190,040トン。これは、国際基準プール約4杯分しかないのです。

・銀は長い歴史に培われた普遍的価値があります。
金と同様に、人類が扱ってきた貴金属として長い歴史がある、銀。かつては金よりも産出量が少ない時期もあり、その希少性ゆえに金と並び主要通貨として使用されていました。現在でも宝飾品や食器に用いられるなど、長い歴史の中で培われた普遍的な価値で世界の人々を魅了しています。高い換金性がある、実物資産です。
銀は、金と同じようにそれ自体が価値を持つ実物資産です。貨幣や株、債券は、経済状況の悪化などでその価値がなくなりますが、銀は常に価値を保ち、ゼロになることのない信頼性の高い資産で、世界中どこでも換金が可能です。

そして金属として安定していること。

イオン化傾向とは水の中で単体の金属が化学反応を起こし、イオンになりやすい尺度のことです。イオン化傾向が高い物質は電子を放出する能力が高く、基本的にイオン化傾向が低い金属ほど酸に対して安定であり、高くなるほど不安定で水の中に溶け出しやすくなります。
イオン化傾向が低い代表的な金属として白金、金、銀などが挙げられます。

このイオン化傾向が金属アレルギーに関係しているといわれています。
サージカルステンレスやチタンが金属アレルギーになりにくいというのは、サージカルステンレスやチタンの周りにできる不働態被膜というものに金属が覆われており金属が直接肌に触れない為に金属アレルギーにならないのです。

不働態被膜を持たない金属で言えば、金・プラチナ・銀が安定的であり、希少価値も高い貴金属とされています。

日本ジュエリー協会HP

最近ではハンドメイドのパーツとしてgf(ゴールドフィルド)も主流になってきましたが、日本ではクラッド材なのではないかと勉強中です。国内ではゴールドフィルドをアクセサリー用として加工する業者がありません為、ゴールドフィルドの加工は承れませんが、メッキの厚さを厚メッキでおかけすることは可能です。

Capro Espiatorioではゴールドの割合やカラー数種類ご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

BOTTEGA ORAFA【Corvo Giorgio】
Maco